専門用語集
3Dプリントヨーヨーのデザインに関する専門用語を詳しく解説します。
デザインガイドで使用した用語や、より詳しい技術情報を確認できます。
オーバーハング
(おーばーはんぐ)下に支えがない状態で、下向きに突き出した部分のこと。3Dプリンターは下から上へと層を積み重ねるため、オーバーハングがあると印刷が困難になります。
詳細情報
- •角度が45度を超える下向きの部分は、重大なオーバーハングとして検出されます
- •角度が30度を超える下向きの部分は、軽度のオーバーハングとして警告されます
- •オーバーハングを避けるには、角度を緩やかにするか、デザインを調整する必要があります
サポート材
(さぽーとざい)オーバーハング部分を支えるために使用される補助的な材料。印刷後に取り除く必要があります。
詳細情報
- •Popping YOYOでは、サポート材を最小限に抑える設計を推奨しています
- •サポート材が多いと、印刷時間が長くなり、後処理も大変になります
- •緑色の垂直線を底面として適切に設定することで、サポート材を減らせます
底面
(ていめん)3Dプリンターの印刷ベッド(台)に接する面。Popping YOYOでは、緑色の垂直線が底面になります。
詳細情報
- •底面は、印刷の安定性に大きく影響します
- •緑色の垂直線を2mm以上確保することで、安定した印刷が可能になります
- •底面が適切に設定されていないと、印刷時にずれたり、失敗する可能性があります
緑色の垂直線
(みどりいろのすいちょくせん)断面エディターで表示される緑色の線。この線が3Dプリンターの印刷時の底面(ベッド面)になります。
詳細情報
- •緑色の垂直線は、ヨーヨーの側面を表しています
- •この線を適切に設定することで、安定した印刷が可能になります
- •緑色の線は、垂直拘束(verticalConstraint)によって設定されます
- •最小2mm以上の長さを確保する必要があります
垂直拘束
(すいちょくこうそく)2つのポイントを垂直方向に結びつける機能。緑色の垂直線を作成するために使用されます。
詳細情報
- •垂直拘束を設定すると、2つのポイントが同じX座標(横方向の位置)に固定されます
- •これにより、ヨーヨーの側面(緑色の線)が作成されます
- •垂直拘束は、断面エディターでポイントを選択して設定できます
モーメント
(もーめんと)慣性モーメントの略。物体が回転しにくさを表す物理量。ヨーヨーの場合、この値が大きいほど回転が続きやすくなります。
詳細情報
- •モーメントは、重量と回転軸からの距離の2乗に比例します
- •重量を外側(リム)に配置すると、モーメントが大きくなります
- •モーメントが大きいと、スリーパー(睡眠)が長く続きます
- •ただし、モーメントを大きくしすぎると、ヨーヨーが重くなりすぎて扱いにくくなります
慣性モーメント
(かんせいもーめんと)物体が回転運動を続けようとする性質の強さを表す物理量。モーメントとも呼ばれます。
詳細情報
- •慣性モーメントは、物体の形状と質量分布によって決まります
- •ヨーヨーの場合、中心から遠い位置に重量があるほど、慣性モーメントが大きくなります
- •慣性モーメントが大きいヨーヨーは、回転が続きやすく、トリックがしやすくなります
リム
(りむ)ヨーヨーの外側の縁の部分。重量をリムに配置すると、モーメントが大きくなります。
詳細情報
- •リムを厚くすることで、重量を外側に配置できます
- •リムが厚いヨーヨーは、モーメントが大きく、回転が続きやすくなります
- •ただし、リムを厚くしすぎると、ヨーヨーが重くなりすぎる可能性があります
スリーパー
(すりーぱー)ヨーヨーが回転し続けている状態。英語では「sleep」と呼ばれます。
詳細情報
- •スリーパーが長く続くほど、複雑なトリックが可能になります
- •モーメントが大きいヨーヨーは、スリーパーが長く続きます
- •スリーパーの長さは、ヨーヨーの性能を評価する重要な指標です
印刷角度
(いんさつかくど)3Dプリンターで印刷する際の、印刷ベッドに対する角度。角度が急すぎると、オーバーハングが発生します。
詳細情報
- •一般的に、45度以下の角度であれば、サポート材なしで印刷可能です
- •30度以下の角度を推奨します
- •角度が急すぎると、印刷品質が低下したり、失敗する可能性があります
層
(そう)3Dプリンターが印刷する際の、1層分の材料。3Dプリンターは、この層を積み重ねて立体を作成します。
詳細情報
- •層の厚さは、印刷品質と印刷時間に影響します
- •層が薄いほど、滑らかな表面になりますが、印刷時間が長くなります
- •層が厚いほど、印刷時間が短くなりますが、表面が粗くなります
印刷適性
(いんさつてきせい)3Dプリンターで印刷できるかどうか、また印刷品質が良いかどうかを表す指標。
詳細情報
- •Popping YOYOでは、自動的に印刷適性を判定し、スコアを表示します
- •スコアが80点以上であれば、良好な印刷が期待できます
- •スコアが60点未満の場合は、デザインの調整を推奨します
- •印刷適性は、オーバーハング、底面の設定、角度などから総合的に判定されます
印刷品質
(いんさつひんしつ)3Dプリンターで印刷された物体の品質。表面の滑らかさ、精度、強度などが含まれます。
詳細情報
- •印刷品質は、デザイン、印刷設定、材料などに影響されます
- •オーバーハングを避けることで、品質が向上します
- •滑らかな曲線を心がけることで、表面が滑らかになります
ポイント
(ぽいんと)断面エディターで使用される、断面図を構成する点。この点を結ぶことで、断面図が作成されます。
詳細情報
- •ポイントを追加、削除、移動することで、断面図を編集できます
- •ポイントには、X座標(横方向)とY座標(縦方向)があります
- •ポイントを選択して、位置を調整できます
断面図
(だんめんず)ヨーヨーを中心軸で切った時の断面。この断面を回転させることで、3Dモデルが作成されます。
詳細情報
- •断面図は、ヨーヨーの形状を決定する重要な要素です
- •断面図を描く際は、オーバーハングを避け、滑らかな曲線を心がけます
- •緑色の垂直線を適切に設定することで、安定した印刷が可能になります
3Dモデル
(すりーでぃーもでる)断面図を中心軸で回転させて作成される、3次元の立体モデル。
詳細情報
- •3Dモデルは、断面図から自動的に生成されます
- •3Dモデルを確認することで、完成形をイメージできます
- •3Dモデルは、3Dプリンターで印刷する際の元データとなります
重量分布
(じゅうりょうぶんぷ)ヨーヨー全体の重量が、どのように分布しているか。重量分布は、モーメントに大きく影響します。
詳細情報
- •重量を外側(リム)に配置すると、モーメントが大きくなります
- •重量を内側(中心)に配置すると、モーメントが小さくなります
- •適切な重量分布は、良いヨーヨーを作るために重要です
回転軸
(かいてんじく)ヨーヨーが回転する際の中心となる軸。ストリングが通る部分です。
詳細情報
- •回転軸は、ヨーヨーの中心にあります
- •回転軸から遠い位置に重量があるほど、モーメントが大きくなります
- •回転軸の周りで、ヨーヨーは回転します
デザインガイドもご覧ください
これらの用語を実際に使った、より詳しいデザイン方法はデザインガイドページで解説しています。